EDGE-LIT PANEL 薄型電飾看板
薄型電飾看板・エッジライトパネル
電飾看板は、もう「箱」でなくてもよくなりました。導光板は、板の縁に仕込んだLEDの光を面全体へ広げる、エッジライト方式の発光パネル。従来の内照式看板のような奥行きがいらないため、薄く、均一で、省電力なサインがつくれます。板厚は4〜10mm、最大1,380×2,440mmまで。新規の製作も、いまある看板の薄型化も、1枚からのオーダーメイドでどうぞ。
HOW IT WORKS 薄くできる理由
薄くできる理由は、
光源の「置き場所」にあります。
従来の電飾看板(内照式看板)は、箱の中に蛍光灯や直下型のLEDを並べ、表示面までの距離で光をなじませていました。光を均すための距離——つまり箱の奥行きが、どうしても必要だったわけです。
導光板は、その距離を使いません。板の縁(エッジ)に沿って仕込んだLEDの光を、板内部の加工で面全体へ行き渡らせる「エッジライト方式」。奥行きの代わりに板そのものが発光面になるため、看板は箱からパネルへ、ぐっと薄くなります。板の厚みは4mm・5mm・6mm・8mm・10mmの5種類です。
薄くなっても、光はむしろ整います。光源の粒や影が表示面に浮かばず、面の隅々まで明るさが揃う。光源はLEDですから、蛍光灯時代の内照式と比べて消費電力も抑えやすく、管球交換のような手間からも離れられます。
従来の内照式看板(断面イメージ)
導光板・エッジライト方式(断面イメージ)
光源を面の裏に置くか、縁に置くか。看板の厚みの差は、この置き場所の差です。
IN NUMBERS 数字で見る「奥行き」
LEDの影を消すために、
看板は奥行きを持たされてきました。
ビルの総合案内サインのような内照式の看板を設計するとき、施工図に「LEDの影ができるため、最低でも厚み(奥行き)D80は必要」といった注記が入ることがあります。実際の看板の図面で、こうした指定を見かけます。
理由は、LEDが点で光る光源だからです。表示面のすぐ裏に並べると、粒そのものが明るい点として、あるいは器具の影として面に浮いてしまう。それを消すには、光源から表示面までの距離をとって光を混ぜるしかありません。だから図面上でも、ステンレスの曲げ加工などで奥行きのある箱をつくり、その中に光源を納める設計になります。看板が「箱」になるのは意匠の都合というより、光を均すための物理的な事情だったわけです。
導光板は、この「光を混ぜるための奥行き」を使いません。光を板の側面(エッジ)から入れて、板の中の加工で面全体へ散らす方式だからです。混ぜる仕事を空気の層ではなく板そのものが引き受けるので、発光部の厚みは4mm・5mm・6mm・8mm・10mmの世界に収まります。壁からの出幅も、下地への負担も、そのぶん小さくできます。
※ ここでの80mmは、内照式(直下型)の設計でよく見かける一般的な目安として挙げたもので、当社の導光板の数値ではありません。実際に必要な奥行きは、光源の種類やピッチ、拡散板の性能によって変わります。
従来の内照式(直下型)で目安とされる奥行き
導光板(エッジライト方式)の板厚
同じ縮尺で並べたイメージです。光を混ぜる距離を板の中に納めると、看板の断面はここまで変わります。
内照式(直下型)と導光板(エッジライト方式)の使い分け
| 観点 | 従来の内照式(直下型) | 導光板(エッジライト方式) |
|---|---|---|
| 奥行き・厚み | 光を混ぜる距離が要ります。施工図では80mm前後を目安とする例を見かけます。 | 距離のかわりに板の中で光を散らすため、発光部は板厚4〜10mm。 |
| 光り方 | 拡散板と距離の設計しだい。距離が足りないと、光源の粒や影が面に出ます。 | 面で均一に光ります(発光均一度75〜95%)。粒や影が浮きません。 |
| 向いている場面 | 大きな面をとにかく強い明るさで光らせたい看板、奥行きを確保できる自立サインなど。 | 壁からの出幅を抑えたい壁面サインや総合案内、什器・建具への組み込みなど。 |
| 既存看板への対応 | 箱ごと作り替えるか、中の光源を並べ直す形になります。 | いまの箱を活かしたまま、発光部だけ入れ替えられる場合があります。 |
※ 直下型が劣っている、という話ではありません。大きな面を強い明るさで光らせたい場合や、すでに奥行きのある箱がある場合は、直下型のほうが素直に収まることもあります。導光板が効くのは「薄さ」「面の均一さ」「壁からの出幅」が要件になる場面です。どちらで進めるか迷うときは、図面と設置場所の写真をお送りください。並べて判断します。
MERIT エッジライトの持ち味
薄い。均一。省電力。
電飾看板の光源としての持ち味。
電飾看板の発光部にエッジライト方式を選ぶ理由は、突き詰めるとこの数点に集約されます。
箱のいらない薄さ
奥行きで光を均す必要がないため、板厚4〜10mmの薄型の電飾看板がつくれます。壁からの出幅を抑え、軽くなるぶん、下地や取り付けの負担も小さくできます。
ムラの出にくい面発光
光源の粒や影が表示面に浮かびません。面の隅々まで明るさが揃うので、ロゴや文字、写真をそのままきれいに見せられます。
LEDによる省電力
縁の光源を面全体に効率よく行き渡らせる方式です。LEDの寿命は約50,000時間。蛍光灯の内照式からの置き換えなら、電気代と管球交換の手間を見直すきっかけになります。
1枚からのオーダーメイド
最大1,380×2,440mmまで、寸法・形状・両面発光などを図面に合わせて設計します。既製サイズに意匠を合わせるのではなく、意匠に板を合わせられます。
CLOSE-UP 光源部と発光面のイメージ
SPEC 数値で見る対応範囲
薄型電飾看板・エッジライトパネル 対応範囲 早見表
| 寸法・板厚 | |
|---|---|
| 板厚 | 4mm/5mm/6mm/8mm/10mm の5種。定尺は6mm・8mmで、材料取りに無駄が出にくく経済的です。 |
| 最大寸法 | 1,380 × 2,440mm(全板厚共通) |
| 寸法公差 | ±1mm以内 |
| 最小寸法 | 構造により個別確認(お問い合わせください) |
| 発光 | |
| 発光面 | 片面・両面のどちらも対応 |
| 入光辺 | 幅500mm以内 → 2辺入光でOK/幅500mm超 → 4辺入光を推奨。どちらの場合も光源は板の縁に収まります。 |
| 色温度 | 正白・暖白・冷白の3種 |
| 発光均一度 | 75〜95%(寸法・構造によります) |
| 輝度 | 寸法・LED数・ご要望により個別確認 |
| 加工方式 | 片面発光にはV-Cutting(出光率が高い)、両面発光や薄い板にはドットレーザー——が基本の使い分けです。ご指定がなくても当社で選定します。 |
| 電気・LED | |
| 電源 | 24V推奨(放熱に有利)。12Vもご要望に応じて対応します。 |
| LED | 型番2835/寿命 約50,000時間 |
| 消費電力 | 仕様により個別確認(仕様確定後にご案内します) |
| DCケーブル | 長さの指定が可能です。電源アダプタの手配もご相談いただけます。 |
| ロット・納期・品質 | |
| ロット | 1枚から製作できます。11枚以上から単価が変わります。 |
| 納期 | 標準7〜10営業日(20個以上は+2〜3営業日)。お急ぎの特急対応もご相談ください。中国の法定祝日(春節等)の前後は日数が延びることがあります。 |
| 保証・検査 | 保証1年。出荷前に外観・寸法・光学均一度・輝度・点灯の5項目を検査し、暗部や輝点がないことを確認します。 |
| 返品 | オーダーメイド品のため、お客様都合の返品・交換はお受けできません(製作着手前のキャンセルは可/不良品・仕様相違は当社負担で再製作または返金)。詳しくは特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |
※ 最小寸法・輝度・消費電力など「個別確認」の項目は、内容により変わるためお問い合わせください。図面を送っていただければ、上記の対応範囲の中から当社が最適な仕様を判断してご提案します。
CONSULT こんなご相談を
新規の一枚も、いまある看板の薄型化も。
図面がなくても大丈夫です。現況の写真と寸法のメモがあれば、そこから一緒に組み立てます。
02
既存看板の薄型化・光源の置き換え
蛍光灯の内照式看板を、箱を活かしたまま導光板へ。表示面の内寸と現況の写真がわかれば、置き換えの可否から検討できます。「この箱に入りますか?」の一言からで構いません。
現況写真を送って相談する→※屋外への設置は、上部に雨よけのある場所や軒下を前提にご提案しています(LED光源とDC線の接続部には防水処理を施します)。直接の雨ざらしや、直射日光にさらす設置はおすすめしていません。詳しくは屋外使用のページをご覧ください。
COMPARE 比べてから決めたい方へ
似た言葉が多い分野なので、
違いを一枚ずつ整理しました。
いま検討中の方式と並べてご覧ください。読み終える頃には、この案件でどれを選ぶべきかが見えてきます。
01
従来の内照式(バックライト)との違い
箱の中から光らせるバックライト方式と、縁から光を広げるエッジライト方式。厚み・光の質・手入れの観点から、置き換えの判断材料を整理しています。
バックライトとの比較を見る→FOR SIGN MAKERS 看板店・サイン施工会社の方へ
薄型化の案件が続く方には、
継続供給の窓口があります。
単発のご相談は、このページからそのままどうぞ。一方で、内照式看板の置き換えや薄型サインの案件を月々こなしていく看板店・サイン施工会社には、継続取引の窓口を分けてご用意しています。掛け率や供給条件のご案内はそちらで行います。運営は、LEDネオンサイン「neoneon」を手がける株式会社PURPLE MAX。LEDサインを1,000件以上制作してきたチームが、看板店の言葉のまま図面を読みます。
- 図面をそのまま送るだけで、仕様確認と見積りをお戻しします
- ロゴなし・無地の供給で、貴社の商流を崩しません
- 単発の一枚から継続仕入れへの切り替えも、同じ担当が引き継ぎます
図面を送るだけ。
仕様の決め方からご一緒します。
寸法・用途・設置場所がわかるものを、そのままお送りください。手描きのラフでも、スマホの写真でも構いません。まずは「これ、作れますか?」の一言からで大丈夫です。
お見積り・ご相談を承ります。初めての方も、1枚だけのご相談も歓迎です。